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- マイターフェンスの改良(おまけ)
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2006.10.30 Monday完成したはずのマイターフェンスだが、早速問題発覚。
まぁ、あらかじめ予想はしていたことだが、フェンスをテーブルから外して付け直すとクイックリリースのレバー位置が変わってしまう。下部の六角部のはまり込みの向きが一定ではないので固定した時のレバー位置が右へ向いたり左へ向いたりして使いにくいのだ。フェンスを取り付ける時に気をつければ済む問題ではあるが、これも厄介ではある。
そこでM12のボルトとアルミ板から写真のような部品を作りはめ込むこととした。
これでレバーの固定位置が調整できるようになる。細かな事だとわかってはいるが拘りだすと歯止めが効かないたちなので・・・
- マイターフェンスの改良(完成)
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2006.10.28 Saturday
BT3100のマイターフェンス改良、MDF材(12mm)とアクリル板(3mm)を張り合わせたフェンスを作ってようやく完了。
悩んだスケールは結局MDF材の表面に貼り付けることにした。あくまでもインクリのスケールなので微調整装置側に付けたかったのだが、まぁ仕方なし。定尺ストッパーはアクリル製で不要な時は跳ね上げておくタイプとした。
今回の改造で標準の状態で500mmくらいまで、フェンスを動かすと700mm、それ以上の場合は延長用のアングルを取り付けて最大1000mmまでの定尺切りができるようになった。私の作品群の大きさから考えれば十分だと思う。
フェンスの高さは100mm。もう少しコンパクトにまとめたかったのだが、贅沢は言うまいて。
BTいじりも少し先が見えてきたかな。もう2点ほど改良したら一旦は打ち止め。
ブログ更新のネタがなくなるなぁ・・・
- あれから2年
- マイターフェンスの改良(7)
- BTで横切り幅を増やす。
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2006.10.22 Sundayちょっと横道に逸れて、BT3100で横切り幅を増やすための簡単なジグをご紹介。
小型の蝶番をスライドテーブルの横面に取り付け、反対側にアルミブロックとボルトを取り付けただけの単純なもの。
使い方は、マイターフェンスを目一杯後手前側に移動させ、このジグに当ててちょうど直角が出るようにネジで調整してやる。調整は一度やっておけば次回からは不要。板厚にもよるがこれで600mmくらいまでは横切りが可能となる。
不要な時は蝶番を折りたためばテーブル上面からは出っ張らずジャマにならない。
欠点は蝶番の強度が不安で、強くぶつけると変形してしまいそうなこと。
(基本となるアイデアはクラフトMさんのHP(http://www.geocities.jp/tn_maru/)からいただきました。ありがとうございます。)
- マイターフェンスの改良(6)
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2006.10.22 Sunday「手段に行き詰ったら一歩下がって目的を疑え」というのはかのエジソンの有名な言葉、と言うのは真っ赤なウソで、たった今私がデッチ上げた言葉。とは言えあながち見当はずれでもないと思っている。
今私はマイターフェンスの固定用ノブをどう作り直そうかで行き詰っている。何のために作り直すのか、定尺ストッパーの微調整装置との干渉を防ぐために高さを低くしたいからだ。ならば、干渉さえしなければノブでなくてもいいんじゃない?つまりノブ以外に高さを低くできる固定方法があればいいということじゃないのか。
なるほど。
「方法が思いつかなければ、まずモノを見よ」これも今作った似非格言。で何か使えそうなものがないか工房内をゴソゴソ。こんなものを見つけた。昔乗っていた自転車のサドルを固定するためのもの。正式名称は「シートピン」と言うらしい。こいつは使えそうだ!
でもよく考えたら「手段」も「方法」も同じ意味だね。やはり偉そうなことは言うもんじゃない。
- 方針が定まらない。
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2006.10.20 Fridayマイターフェンスの固定ノブがどうもジャマなので改造を企んでいるが、なかなか方針が定まらない。定尺ストッパーの微調整機構と干渉しないように高さを切り詰める事だけは決まっているが、さてノブをどうしようか?アルミ材から削りだすか、減摩合金で鋳込むか、はたまた木材かアクリルなど手近な材料で作るか・・・どれも一長一短で決定打に欠ける。ノブには手を付けないで干渉しない程度までフェンスを高くするという手もあるのだが、やたらと高いフェンスになってしまいそうで、どうも美しくない。この「美しくない」ってのが曲者。ここに拘りだすとキリがないのは過去の経験からも嫌と言うほどわかってはいるのだが、逆にここにこそ拘りたいというのも道楽ならでは。
さて、どうしたものか。
- マイターフェンスの改良(5)
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2006.10.18 Wednesday定尺ストッパーの跳ね上げ及び微調整機構がようやく完成。
写真手前のノブボルトのみを締め込み真鍮の調整ダイヤルを回すと奥のストッパー部分がわずかに左右に動く。位置が決まったら奥のノブボルトもしっかりと閉めこんで位置を固定。機構としてはオーソドックスなものだがガタがないように作るにはやはり神経を使う。
金工旋盤は比較的音が静かなので夜でも作業ができてしまうのが長所でもあり短所でもある。結局睡眠時間を削って製作に没頭してしまうのだ。そんなに急いで作らなくてもいいのに、とも思うのだが悪い癖だ。
出来はまぁ60点ってとこかな。スケールの事を全く考えていなかったのが最大の減点ポイント。さて、どうしよう?
- お気に入り
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2006.10.18 Wednesday木工にせよ金工にせよ趣味で加工をやる人なら誰でも「お気に入りの工具」や「お気に入りに刃物」があると思う。
最近の私のお気に入りがこれ。φ6のラフィングエンドミル。旋盤でミーリングを行う時はほぼ100%こいつを使っている。もっとも他にエンドミルをあまり持っていないせいもあるが。
その名のとおり、荒削り用の刃物で切削面に多少の筋が残るが、それが問題になるような加工は私の場合ほとんどない。アルミ材ならサクサクと削ってくれるしアクリルもこれで加工している。お勧めできないことだが、軸がφ6なのでトリマーに付けて木材の加工もやらせてしまう。仕上げ面には向かないが、溝堀加工なら難なくこなしてくれている。確か¥2000くらいだったと思うが、もう十分元は取ったな。