- スポンサーサイト
- 頭イタイ・・・
- 突然の生産中止
-
2006.06.25 Sunday「BT3100」と言ってもご存じない方が多いだろう。一部に根強い愛好家を持つRYOBIのテーブルソーである。私も数年前に知り合いに強く勧められて購入した。騒音レベルや全体の剛性などに若干の不満はあるものの、コストパフォーマンスに優れた趣味の木工家には十分すぎるレベルの機械だと思う。
こいつが突然生産中止になったらしい。ユーザーの一人として複雑な思いでこの知らせを聞いた。
生産中止になったからと言って特に不都合はない。アフターサービスに関しては輸入品であることから最初から諦めている。不都合が有るとすればこれ以上ユーザーが増えない、という点だろう。こういう趣味の道具の世界ではユーザー間の情報交換というのが結構役に立つ。BT3100についても国内に珍しくユーザーフォーラムがあったり、詳しく書かれた個人のHPがあったりして、私もそれらから多くの情報をいただいてきた。そういうユーザーの輪がこれ以上広がる可能性が薄くなったというのは悲しむべきことだ。
BT3100の輸入代理をやってくれていたTAMA CRAFTさんでは今後後継機種として少し小型のBTS15という機種を扱うそうだ。この機種はプラスチックの筐体がちょっとチャチな感じだが、コンパクトでなかなか使いやすそうではある。今後この機種のユーザーも巻き込んで木工仲間の輪が広がることを切に望みたい。
もっとも最近の私は木工もご無沙汰で、すっかり傍観者的立場に落ちぶれてしまっているのだが。
- 削り取るCAD-2
- 削り取るCAD
-
2006.06.18 Sunday最近Shadeというソフトで遊んでいる。いわば3Dのお絵かきソフトなのだが、これがなかなか難しく、かつ面白い。3Dというと商売柄どうしてもCADを思い浮かべてしまうが、実を言えば私は3DCADが使えない、と言うよりほとんど触ったことがないのである。大まかな操作の流れは理解してるつもりだが、実際いデータを完成させた事はない。まぁ、それについてここでは詳しく書いてもしょうがない。いわば、そういう歳と立場になってしまったということだ。
話を戻そう。
Shadeで立体を作る操作は大きく分けて2つある。「掃引」と「回転体」と言うのだが、2次元の形状に高さを与えたり(例えば円を円柱にする)、回転させて(例えば円をその中心点を通る軸で回転させて球にする)立体形状を作るのである。これは3DCADとも基本的には共通する立体化の手法であろうし、合理的な方法だと思える。
だが、現実世界では円盤から円柱を作ることも球体を作ることも不可能だ。少なくとも切削加工では材料(素材)の体積が増えることはありえない。より大きな素材を特定形状の刃物で削り取り、体積を減らしていくことで目的の形状を得る、というのが大原則だ。
ならばその大原則に則った3DCADがあってもいいんじゃないか、と考える。始めに基本的な素材形状(円柱とか立方体とか)があって、それを削り取っていくことで目的の形状を作るCAD。刃物の形状や大きさを設定しておけばCAMへの連携も簡単じゃないかと思うのだが。妄想だろうか。それとももしかするともう実在していて私が知らないだけかも。
- 極太シャープ第3弾
-
2006.06.17 Saturdayペン作りは面白い。
さすがにシャープのメカニズムそのものを作る技は持ち合わせないが、市販のシャープペンシルの外側に一枚皮を被せるだけで随分感じが変わる。簡単に世界で1本のオリジナル筆記具ができるのだ。
前回作った総ジュラルミン製はさすがに重すぎて使い辛かったので、今度は一部木材を使用することとした、
使ったのは欅の端材。最大径約20mm、重さ40g。塗装はシュラックを使った。
中身は前作と同じ無印良品のアルミシャープ、0.7mm。500円という価格はシャープとしては高い方かも知れないが、なかなかしっかりした作りで好感が持てる。
使いやすさはともかく、打ち合わせの時などにこれを持っているとかなりの人が「おやっ」という顔をする。そういう反応を楽しむにはもってこいのグッズだ。
非常に気に入っているのだが、最大の問題はクリップがないのでコロコロと転がってしまう事。なんとかしなきゃね。
- 井の中の蛙
- Paint Shop その2
-
2006.06.13 Tuesdayコーレル社のサポートページによると、起動しなかった理由は以前インストールした試用版が完全にアンインストールされていなかったことにあるらしい。なにやらインストール後に作られるキャッシュファイルを削除して、ごみ箱も空にして(よほどきれい好きなソフトと見える)、その後「キーボードの Shift キーをクリックしたままの状態で、Corel Paint Shop Pro X を起動します 」だそうだ。私はパソコン初心者なので恥ずかしながらキーボードのキーを「クリック」する術を知らない。仕方ないので指でShiftキーを押しながら起動することにしたが、これでも間違いではなかったようだ。
厄介なことは、このキャッシュファイルの削除、ごみ箱を空に、キーボードのShiftキーを「クリック」しながらの起動という作業をアップデートの度にしなければいけないようなのだ。
やれやれ、大変なメーカのソフトを買ってしまった・・・
- Paint Shop
-
2006.06.12 Monday新しいソフトを買った。
「Paint Shop Pro X」というお絵かきソフトである。PaintShopは4.2Jという骨董品を随分以前から使っていて、私としては使用頻度のかなり高いソフトだ。HPに載せる写真の修整や年賀状の作成など、全てこの4.2Jを使ってやってきた。95時代の遺物だがXPでも問題なく動いてくれている。でもさすがにそろそろ更新のし時かなぁと思い、思い切って新しい物を購入したわけなのだが・・・
インストールしてから「あ、やっぱり失敗だったか」と後悔するまで何分もかからなかった。起動しないのである。起動画面の途中でフリーズしそこからウンともスンとも動かない。
詳細はくどい話になりそうなので省略するが、順調に起動するまで小一時間かかってしまった。
- カントリー家具
-
2006.06.11 Sundayウルフルズの曲に触発されたわけではないが、「良かれ悪かれ言いたいことを全部言う」ということで、この際告白してしまおう。
長年木工を趣味としてきたが、私は「カントリー家具」が大嫌いだ。
特にアマチュア木工家の作る、家具の大きさの割りに分厚いパイン材を使って、お決まりのハートの切り抜き、わざとらしい蝶番。色合いもデザインも同じような「カントリー家具」。
いや、デザインは人の好みだろうから、それは言うまい。でもせっかく高い工具類を揃え、趣味として自分だけの家具、世界にひとつの家具を作ろうというのに、なんでわざわざステレオタイプなものを作るのだろう?それって楽しいの?
確かに「作る」楽しさはあるかもしれない。特に最初の作品なら理解もできる。だけど本当に楽しいのは「創る」ことじゃないのかなぁ。いかにオリジナリティを出すか、自分にしか作れない世界をたとえ部分的にせよどれだけ加えられるか、それが自己実現の手段としての「趣味」の醍醐味じゃないかなぁ、と私は思うのだが。
エラそうな事書いちゃった。冷静になって削除する前に公開しちゃえ。
- 極太シャーペン第二弾
-
2006.06.06 Tuesday今日は朝から頭痛に襲われ、会社を休んでしまった。以前から頭痛もちではあったが、このところの疲れとストレスが出たのかなぁ、なんて自分では思っている。もしかして大きな病気が、という不安もないではないが余計な事は考えない主義。
一日寝ていて、夕方頃から随分楽になった。頭痛薬を飲めばもっと早く動けるようになったかもしれないがせっかく一日休んだのだから、とことん寝て体を休めることにした。頭痛が治まればじっとしていられない性分。連れ合いが帰宅する前に夕食の仕込を済ませ、作りかけのペンの仕上げに入る。ジュラルミン製極太シャーペンの第2弾。
前作よりは少し軽く67gくらい。どこかのメーカーのはんこ付きペンに似ていなくもないが、自分では結構気に入っている。