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- 「製図用シャープ」は死語?
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2006.05.30 Tuesday「製図用シャープ」と言う言葉はもしかすると死語になるかも。先日の記事を書きながらそう思った。
すでに設計部門からドラフターが駆逐されてから久しい。
図面はCADで描くものになり、「えーっ、昔は図面って手で書いてたんですかぁ?」って若手に言われるのはすでに冗談ではなく現実になっている。ドラフターに真っ白な紙を広げる時のあの新鮮な意気込みを感じることは、彼らには生涯ないのだろう。
CADも2Dから3Dの世界に移りつつある。3DCADの普及には私は懐疑的である。3DCADが吐き出すのは「図面」ではなく「データ」だからであるが、こういう考えももしかすると古い人間の郷愁の一種かもしれない。建築の世界はいざ知らず、機械の世界では「データ」が「図面」を一掃する日は意外と近いのかも・・・
- シャープペンシルの改造
- 太いシャーペンが欲しい
- ペーパーナイフ
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2006.05.27 Saturday珍しくぽっかりと一日時間ができたので、久しぶりに何か作ろうかと考えた。
工房の端材置き場をごそごそと探っていると、以前切り落とした庭の柿の木の枝が出てきた。太さは30mm、長さが250mmくらい。緩やかに湾曲しているものの比較的まっすぐな枝である。
いっちょこいつを使ってペーパーナイフでも作ってやろう。
ろくにデザインも決めないままに削り始める。木を削っている時は余計な事は考えない。無心に削る。そして磨く。ただの枝が徐々に形を変えて「作品」に生まれ変わるのを見るのは楽しい。とは言え「ゴミ」に変わる場合も少なくないのだが。
出来上がって満足感に浸るはずが、あれ、これじゃ左利き用じゃん。
やはり少しは考えないとダメだね。