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- ミニサイクロンの改良
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2008.01.27 Sunday私のサイクロン集塵機は負圧式なのでペール缶に直接粉塵が溜まる。そのためペール缶の中身を捨てる時は大変だ。どうしても粉塵が周りに散らばるし空気中にも飛散する。これはどうしようもないものだと思っていたが、負圧式でも袋に溜める方法があることをToshimさんのBlog「T's 韓国日記」で知った。
均圧管というチューブを一本追加しただけなのだが、結構使えそうだ。詳細をこのブログにとも思ったが、写真が多いので久しぶりにHPに載せる事にした。関心がある方は見てみてくだされい。
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/8674/
しかし、2年ぶりの更新で、やり方を忘れてしまっていたのは我ながら情けない・・・
- 鍋敷き
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2008.01.05 Saturday先日作った鍋敷きだが、実は大失敗が一つ。旋盤での加工が終わってサンディング後、全く何も考えずに余っていたシュラックを塗ったのだが、これが大失敗。熱い鍋を乗せるとシュラックの皮膜が溶けるのか、ぴったりと鍋に張り付いてしまう。冷めてから引きはがせば取れるのだが、これでは鍋敷きとしては使えない。
結局もう一度旋盤に取付けて上面のみ一皮削り、チークオイルを塗り直した。オイルだと鍋に張り付くことはないようだ。幸い色合いもほぼ同じなので見た目には境目はわからない。
考えてみればシュラックって天然の樹脂みたいな成分なのだろうから熱に強くはないのは当然かもしれない。気がつかなかった私が間抜けだったとしか言いようがない。
新年早々これじゃぁ、先が思いやられる。
- 久しぶりに
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2008.01.02 Wednesdayブログの更新も実に久しぶり。こういうのは一度途絶えてしまうとだめですね。正月を契機に再開してはみるものの、今度はいつまで続くのやら。はなはだ心許ない。
2007年は仕事に追われた一年だった。今年はもっときつくなるのは明らか。ま、それはそういうモンだと諦めて、趣味に費やす体力と精神的余裕がどれだけ持てるかが問題。要は切り替えの早さなんだろうけど、シングルコアで最低限のメモリー量じゃ結構ツライ。大きなスワップファイルがいつまでも足を引っ張る。
下手な例え話はこれくらいにして、元旦早々久しぶりに木工をした。「木工」といえるほどのモンじゃないけど作ったのは写真の「鍋敷き」。金工旋盤で行き当たりバッタリで作ったのだが、まぁそれらしいかな。
材は古いラワン材。大きさはφ170、厚さは約24mm。
これが今年最後の作品にならなきゃいいんだけど・・・ね。
そんなことで、皆様今年もよろしくお願いいたします。
- ナンチャッテ三方留め
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2007.04.22 Sunday本当の三方留め接ぎというのは非常に高度な技で、とても私の手に負えるものではない。
私にできるのは一見三方留め風に見える「三方留めモドキ」、もしくは「ナンチャッテ三方留め」。いかにもインチキ臭い(笑)ので、マネしようという人はいないと思うけれど、一応作り方を紹介することにする。
使うのは一つの角につき4本の角材。工具はテーブルソーのみ。
1)まずは角材の端を45度に落として接着。つまり通常の留め加工したものを2つ作る。この時45度がずれていると仕上がりに大きく影響するのでテーブルソーの角度調整は慎重に。
2)上で留め加工したものの一方の材の長手方向に45度の角度で切り落とす。この時接着だけでは結合強度が不安なので写真のように木ネジで補強した方が良いと思う。切断中に接着が外れて材が飛んできたりしたら非常に危険。
3)この斜めに切り落とした面に接着剤を塗り接着する。接合面に隙間ができないよう(特に表側)、クランプでしっかり締め付けておく。
4)接着が完了したら木ネジの孔にプラグをして目違いを直し、面取りをして完成。面取りを少し大きめに取ると、意外と接合部は目立たなくなうようだ。
私はテーブルソーを使ったが、慎重にやればバンドソーと手押しカンナを使っても同様の加工は可能かも知れない。
- 低めのキャビネット(完成)
- 低めのキャビネット(2)
- 低めのキャビネット
- デジタルアングルゲージ(2)
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2007.04.01 Sundayやはりデジタルで見れるというのはいいものだ。私だけかもしれないが、例えば同じ長さを測ってもアナログのノギスで測った結果よりデジタルで出た数字を信頼してしまう傾向がある。アナログの場合はもしかしてバーニアを読み間違えているかも、という不安が無意識のうちにはたらくのかも知れない。これがデジタルだとなぜか信用してしまうのだ。本当は結果の読み方より測り方の方がずっと重要なのだが、デジタルにはそういう問題も忘れさせてしまうだけの力がある。これはデジタルの大きな欠点(本当は使う側の人間の欠点と言うべき)かもしれないが。
デジタル-アナログの比較論はこれくらいにして、BevelBoxの使用感だが、なかなかよろしい。マグネット式なのでテーブルソーのブレードにピタっと貼り付けて角度調整ができる。角度の繰り返し精度がプラスマイナス0.1度(これが本当かどうかを確認する術を私は持たないが)だそうなので、木工では十分だと思う。
問題点もある。ひとつは感度が良すぎる(?)というか、応答が速いので表示がなかなか安定しないというところ。まぁこれは大した問題ではない。問題なのは角度計なのに基準面(底面)の平面が出ていないことだ。テーブルソーのブレードなどの鉄製品に使う場合は強力なマグネットで固定されるのでぐら付くことはないが、非鉄のものだと置き方で角度表示がかなり違ってくる。特にBT3100の場合はテーブルの表面が凸凹になっているためどこに置くかで角度が変わる。これでは基準の0度が出せない。
仕方ないので底面の出っ張って要り部分をダイヤモン砥石で少し削ってやることにした。これで随分と改善された。
明日はこいつを使ってジグ無しの留め加工に挑戦してみようと思う。
- デジタルアングルゲージ
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2007.03.27 Tuesday最近アマチュア木工家のなかで密かなブームになっている(?)デジタルアングルゲージ。
確かに便利そうなのだが個人輸入しか入手法がないようなので私には高嶺の花だなと諦めていた。個人輸入は、やっている方の記事を見るとそれほど厄介ではなさそうにも思えるのだが、一度手を染めてしまうとますます工具の増殖に拍車がかかりそうでためらっている。今まで作った作品は数える程だが、購入した道具類は数知れない。この上個人輸入なんて聞いたら連れ合いがなんて言うか、考えるだに恐ろしい。
でも欲しいものは欲しい。もしかして中古品でも、なんて思ってオークションを覗いたら新品が出品されていた。価格は現地での定価からみると確かに割高、でも手が出ないほどでもない。えーい、買ってしまえ!
で、届いた品物がこれ。
インプレはまた後日。